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2013年4月
創業融資を成功させるコツ【基礎編⑤ 融資までは時間がかかる!】 [ 2013.04.15 ]
今回は「時間」の話をします。
お金が必要な時は、すぐにでもお金がほしいというのは当然のことです。
しかし、そう簡単には融資は実行されません。
日本政策金融公庫「新創業融資」の場合は、
①相談→②融資申込→③面談日程決定→④面談→⑤融資可否連絡→⑥融資実行
このような流れです。
そうすると大体3~4週間かかります。
信用保証協会付きの「制度融資」の場合は、
信用保証協会と金融機関の2つの審査がありますから、さらに時間がかかります。
融資申込の前には、事業計画書を作成しておかなければいけませんので、さらに時間がかかります。
結局全体を通して2ヶ月程度かかりますので、お金がなくて慌てることがないように、しっかりスケジュール管理をしておく必要がありますね。
ということで、「基礎編」は、今回で終了です。
ビジネスにおいて、何かを形にするときには、数ヶ月時間がかかります。 それは創業融資においても同じです。
ビジネスを成功させるには、やはり積み重ねが必要なので、忍耐が試されます。
こういったビジネスの話は、
ササエルのビジネスネールマガジン
【がんばる社長のための「お金」と「人」の実践勉強塾】
の中でお伝えしていきます。
創業融資を成功させるコツ【基礎編④ どっちの創業融資がお得か?】 [ 2013.04.08 ]
今回は、日本政策金融公庫が行う「新創業融資」と信用保証協会・金融機関・地方自治体が連携して行う「制度融資」では、どちらがお得なのかを見ていきましょう。 ※制度融資は東京23区を例としています。
①申込期間
「新創業融資」・・・開業前~2期。 「制度融資」・・・・開業前~5年。
②融資限度額
「新創業融資」・・・1,500万円以内。 「制度融資」・・・・1,000万円~2,500万円以内。
③返済期間
「新創業融資」・・・運転資金:5年以内、設備資金:10年以内。 「制度融資」・・・・運転資金:7年以内、設備資金:10年以内。
④金利
「新創業融資」・・・3.60%~3.90% 「制度融資」・・・・2.10%~2.70%
分かりやすくするために、詳細についてはかなり省いています。
全体を見ると、「制度融資」の方がお得感があるようです。
でもまず大事にしなくてはいけないのは、どのくらい融資を引っ張れるかということです。
「金利」よりも「金額」、「率」より「量」を大事にしましょう。
「お金の考え方」については、ササエルのビジネスネールマガジン
【がんばる社長のための「お金」と「人」の実践勉強塾】
の中でお伝えしていこうと思います。
創業融資を成功させるコツ【基礎編③ 信用保証協会って何?】 [ 2013.04.01 ]
4月になり過ごしやすい季節になりましたが、この時期に会社を設立する方も多いのではないでしょうか。
会社を設立して間もない社長へのアドバイスとしては、お金が必要になるようなら、すぐにでも創業融資の準備にとりかかってください、ということです。 創業して時間が経ちすぎてしまい、資金がなくなってから創業融資の申し込みをするのと、まだ資金がある状態でお金を借りるのでは、金融機関の印象も違うのです。 この辺の詳細は、また別の機会に話すとしましょう。
さて、今回は信用保証協会(以下、保証協会)とは何か、ということをお話ししたいと思います。
保証協会は、前回お話ししたとおり、融資業務も預金業務もしていません。 取り扱っている業務は、保証業務です。
つまり、金融機関から融資を受ける会社の保証人になるという仕事をしています。
その保証人になるにあたって、どこまでだったら保証してもよいか、それとも保証するのを止めようか、を判断するために、みなさんの会社を審査します。
保証協会は保証するだけですから、結局お金を貸すのは、金融機関ということになります。
金融機関は融資した会社がつ返済不能になったら、保証協会に返済してもらいます。
じゃあ、返済できなくなった会社は、保証協会が返済してくれたからもう大丈夫か、と言えば答えはNOです。
今後は保証協会から返済するように求められるのです。
次回は、「日本政策金融公庫と保証協会を絡めた創業融資のどちらがお得なのか?」を見ていきます。 次回もお楽しみに!!
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