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2016年11月
社長の資金繰り相談「旅費規程で節税できる!?」 [ 2016.11.25 ]
おはようございます。
ササエルの小泉です。
昨日の東京は朝から「雪」でしたね。
雪が降ると思うように動けませんね。
みなさん、お疲れ様でした。
さて今日は、
「旅費規程で節税できる!?」という話。
先に答えを言ってしまうと、
旅費規程を作って、日当を払う、ということ。
日当というのは、出張の手当てみたいなものです。
日当は会社の経費になるので、
節税につながる。
ただ日当を経費にするには、
きちんと旅費規程を作成して、
日当の金額を決めておく必要があります。
日当の金額の上限は、税法上、特に決まっていませんが、
社会通念上妥当である金額となっています。
日当の社会通念上妥当な金額って、いくら?
はっきりして欲しいと思いますが、
明記はありません。
日当を導入したい会社は、
税金が絡んでくるので
税理士さんに相談して決めてください。
旅費規程は、
ご要望あれば、
当社で作ります。
導入の注意点としては、
社長だけに日当を払うとかはダメです。
全従業員が対象です。
社長と社員に金額に差があってもそれは構いません。
社会通念上妥当な範囲内で・・・。
もちろん、出張に実際に行ったという事実が必要ですから、
それを証明できる「出張報告書」のような資料も必要になります。
以上、
「旅費規程で節税できる!」という話でした。
今日の東京は「晴れ!」
住まいは、埼玉なんですけどね。
本日もご購読いただき、ありがとうございました。
株式会社ササエル
小泉昌克
社長の資金繰り相談「私はBSをこうやって見てます!」 [ 2016.11.18 ]
おはようございます。
ササエルの小泉です。
前回の続き。
BS(貸借対照表)をどう見るかという話。
まずはどの科目を見るか。
やっぱり現預金を見ます。
現預金は、継続経営のキモだし、
操作できない科目でもあるから。
現預金が
前期30-前々期100-=-70 になってたら、
減った原因を考える。
そうすると、
長期借入金が、
前期80-前々期100=-20 となっていたりする。
銀行からお金を借りずに、
返済だけしたということが分かります。
現預金大分減ったのに、
借入しないのはなぜ?
もしかしたら借りられないのかな?
と考えたりする。
売掛金をみたら、
前期100-前々期50=+50になってた。
この入金がまだなのかなと考える。
一方で、
年度末に無理やり売上計上したのでは、とか、
架空計上では、と考える。
これが回収できればいいけど、
本当に回収できるのかな?とも考える。
棚卸資産を見たら、
前期100-前々期70=+30 になっていたりするので、
在庫増やして利益出したのかと勘繰る。
他にもたくさん見るとこあるけど、
BSからいろいろ見えてくるわけ。
そうするとBSから実態が見えてくるのです。
メルマガなので、
ザックリとした話になりましたが、
BSの数字には、
たくさんのことが読み取れます。
当社が、業績向上や業務改善のプログラムを行うときは、
こういった現状分析は欠かせません。
社長ももう1度数字を見直す良い機会になります。
本日もご購読いただき、ありがとうございました。
株式会社ササエル
小泉昌克
社長の資金繰り相談「BSとPL、どちらが大事か!?」 [ 2016.11.11 ]
おはようございます。
ササエルの小泉です。
決算書を見るとき、
BS(貸借対照表)とPL(損益計算書)、
どっちが大事かというと・・・、
PL!?
・・・ではなく、
BSです。
なぜか?
多少語弊はあるかもしれないけど、
端的に言うと、
PLは、操作できちゃうからです。
黒字の会社は、
節税のために、利益を減らそうとする。
赤字の会社は、
融資のために、利益を出そうとする。
だから、
私もそうだけど、
銀行も、
PLの数字をまともには信じていません。
ところが、
BSを見ると、
そういう操作も分かります。
(もちろん、すべてではないですけど)
BSを把握することで、
どういうことが分かっていくのか。
それは、次回お伝えします。
本日もご購読いただき、ありがとうございました。
株式会社ササエル
小泉昌克
労務相談Q&A「300万円で作った人事評価制度が使えない理由」 [ 2016.11.07 ]
おはようございます。
ササエルの小泉です。
人事評価制度を導入したけど、
ほとんど使えてないという相談が多くきます。
気になったのでメルマガに書くことにしました。
なぜ人事評価制度が使えないと言うと、
組織の現状とマッチしていないから、というのが答えです。
人事評価制度を導入するには、
社長の考え方、給与体系、組織体系を見据えながら作ることが大事です。
型にはまったフォーマットをもとに人事評価制度を作ると、
会社にマッチしないものが出来上がってしまいます。
また、
人事評価制度は作りこむのも大変だけど、
運用していくのも大変。
というのも、
評価する人間が、公正に評価できるようにしないといけないし、
業務が拡大したり変更したりすることがあれば、評価内容もバージョンアップしないといけなかったり、するからです。
立派な人事評価制度を作って、
運用がうまくいかずに苦しんでしまう会社は結構多いです。
まずは、人事評価制度を導入する目的を明確にして、
現状でもできる人事評価制度を導入してみてください。
当社では、300万円ならぬ30万円(約1/10)くらいで、
カンタン人事評価制度を導入することができます。
まずは社員を評価するためのツールが欲しいという方には、お勧めです・・・
という宣伝で終わることにします。
本日もご購読いただき、ありがとうございます。
ササエル社会保険労務士事務所
小泉
社長の資金繰り相談「国の資金繰り支援拡充!」 [ 2016.11.04 ]
おはようございます。
ササエルの小泉です。
「平成28年第二次補正予算」において、
中小企業の資金繰り支援のための、
融資制度・保証制度の拡充・創設が行われました。
活用したい方は、ぜひご覧ください。
政府系金融機関では、
1.「セーフティ貸付等」の拡充
2.「経営力向上計画」の認定を受けた事業者に対する融資
詳しくは、
http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2016/161020kinyu1.pdf
信用保証協会では、
借り換え時の条件変更保証の拡充
詳しくは、
http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2016/161020kinyu2.pdf
ここで「経営力向上計画」というのがでてきましたが、
この認定を受けると、
上記の政府系金融機関の融資のほか、
固定資産税が3年間半額減免されたり、
保証協会の融資枠が拡大したり、
ものづくり補助金申請の際に、有利になったりもします。
興味のある企業は、
申請してみてください。
もちろん、当社にご相談いただいてもOKです。
本日もご購読いただき、ありがとうございました。
株式会社ササエル
小泉昌克
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