財務・人事ニュース

「企業版ふるさと納税」で節税する!   [2017.06.02]

おはようございます。
ササエルの小泉です。

「企業版ふるさと納税」でどれだけ節税できるのか、
考えてみました。

なお、企業版は個人のふるさと納税のように特産品がもらえるわけではない。

企業版ふるさと納税は、簡単に言うと「寄附金」である。

全額損金算入できるので、約3割の節税効果になる。

それにプラスして、
寄付金額の2割が法人住民税の控除、
寄付金額の1割が法人事業税の控除、になる。

とうことで、寄付金額の約6割の節税効果がある。
100万円寄附すれば、節税額が60万円、実質負担額は40万円ということだ。

会社として社会的貢献を考えている会社、
地元や故郷のプロジェクトの力になりたいという会社は、
この節税方法を考えてみても良いかもしれない。

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家の近くにあるインド料理屋によく食べに行く。

とてもうまく、とてもリーズナブル。

夜は結構すいているのだが、
すぐに料理が出てくるときもあれば、そうでもないときもある。
味もその日によって違ったりもする。

そんなアバウトなところが結構私は好きなのである。

常にピリピリしている東京で働いていると、
体と心がアバウト(ゆとり)を求めているのです。

ということで来店頻度が増え、
カレーで太り気味、
加齢でも太り気味。

お後がよろしいようで。
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本日もご購読いただき、ありがとうございました。

株式会社ササエル
小泉昌克

東京都の女性活躍推進系の奨励金が発表!   [2017.05.19]

おはようございます。
ササエルの小泉です。

5月に入って、
女性活躍推進の奨励金が発表されました。

簡単に言うと、
女性の活躍推進人材育成研修を受けて30万円。
フォローアップ研修を受けて30万。
計60万円である

もちろん作成する書類はあるし、
条件もある。

でも、国の助成金ほど複雑さや難しさはない。

この研修は人数がオーバーすると抽選になるけど、
時間が取れる経営者、人事責任者は、
研修を申し込んでみるのも一考。

「奨励金」をもらえることも重要かもしれないけど、
あくまでも目的は「女性活躍推進」ですから。

それを忘れずに。

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大したことではないのだが、
私が仕事で結構イライラしてしまうのが、複合機の故障。

先日は家のプリンターが壊れ(液晶が映らなくなり、何もできない)、
絶対液晶画面のついたプリンターは買わないと心に決めた。

ストレスというのは、
小さなイライラの積み重ねであり、
こういったイライラを一つずつ解消していくと、
日頃のストレスが軽減されると、
どこかの誰かが言っていた。

だから会社はコンビニかキンコーズの近くがいいが、
それだけで引っ越しはできないので、
隣の会社と仲良くなっておくことにする。

仕事もプライベートも近所づきあいが重要という話でした。
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本日もご購読いただき、ありがとうございました。

株式会社ササエル
小泉昌克

「なぜお金が足りないのか」納得できない経営者はこの資料をつくる!   [2017.05.12]

おはようございます。
ササエルの小泉です。

今回は久しぶりに資金繰りについてです。

「なぜお金が足りないのか」、
という経営者は何をすればよいのか、
という話。

その答えは「キャッシュフロー計算書」を作成してみる、ということ。

資金繰り表とは違います。
(違いについては、機会があればお伝えします)

中小企業ではキャッシュフロー計算書を作成する義務はないけど、
作ったほうが良い。

それはなぜか。

お金がどこに使われていたかがわかるし、
将来の経営改善や資金需要に役立つから。

作成するには、
貸借対照表と損益計算書があれば作成できます。

でも、年1回だけの作成だと、経営改善のスピード感に欠けるので、
毎月試算表を作成する際にキャッシュフロー計算書を作成して欲しい。

その場合、試算表があれば作成できる。

これで
「本業」でお金が稼げていないのか、
機械等の「投資」でお金を使ったのか、
「借入」の返済でお金が減ったのか、
といったことが分かる。

これで「お金がどこに消えたのか」が分かる。
この先どこを改善していけば良いのか分かる。

何にしても「本業」でお金がマイナスしてはいけない。

分析して欲しい方はササエルまでご連絡を。

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自宅でも仕事をすることが多くなり、
今の家が手狭になったので、引っ越しを強行。

1部屋をオフィス化しました。
これで仕事がしやすくなりました。

世の流れと逆行した1日15時間労働体制が確立しました。
皆様のお役に立つために、今日も働き続けるのです。
(なお、このような働き方はオススメしません。)
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本日もご購読いただき、ありがとうございました。

株式会社ササエル
小泉昌克

東京都の助成金は、「固定残業代」に気を付けないといけない!   [2017.05.05]

おはようございます。
ササエルの小泉です。

今回は東京都に事業所がある会社限定の助成金の話。

でも、各都道府県で助成金があれば、
今後同様のことが行われる可能性があるので、
読んでおいて損はない話。

それは平成29年度の「東京都助成金」において、
「固定残業代」に関して明記した超注意点。

どういう内容かというと、

固定残業手当は、
「その金額」と「その金額が何時間分に当たるか」を
就業規則等に明確に定めている必要がある。
という内容。

それがないと、
東京都正規雇用転換促進助成金は支給されません。

たとえば、
雇用契約書に、
・固定残業代30時間含む とか、
・固定残業代 50,000円 とか、
では、アウト。

固定残業代 50,000円(時間外労働30時間相当分)
というふうに記載しないといけない。

助成金は、支給申請のときに、
思わぬ落とし穴にはまることもあるので、気を付けてください。

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ゴールデンウィークは休日の方が多いと思います。
しっかり休日を満喫してください。

私の会社も暦通りですが、自宅で仕事してます。
どこに行く予定もありませんから。
散歩でもしに行こうかな...。
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本日もご購読いただき、ありがとうございました。

株式会社ササエル
小泉昌克

新しい助成金「人事評価改善等助成金」はこんな助成金!   [2017.04.21]

おはようございます。
ササエルの小泉です。

今日は、新しい助成金の話。

その助成金は、「人事評価改善等助成金」。
制度を作って実施したら、50万円。
生産性の向上等が達成できたら、80万円。
計130万円の助成金。

ただ80万円の目標達成助成は、ハードルが上がる。

生産性を上げたり(簡単に言うと社員1人当たりの営業利益を上げる)、
離職率を低下させたり、
賃金を増加させたり、
する必要がある。

だから、ボーナス的である。

この助成金の使い方をイメージすると、
以下のような感じだと考えます。

例えば、人事評価制度の設計に100万円かかるとして、
制度導入・実施で50万円助成されれば、
人事評価制度導入の負担は50万円。

人事評価制度をなぜ導入するかといえば、
「社員の定着→社員の成長→業績の向上」
と私は考えている。

人事評価制度を導入することで社員が定着すれば、
採用コストや教育コストも下がる。

詳細は割愛するが
人事評価制度を導入することで、
社員が成長し、業績が向上すれば、
利益額や利益率も上がる。

そうなれば、ボーナス的といった
目標達成の80万円も助成される可能性が高まる。

仮に100万円で人事評価制度を導入しても、
十分に元が取れる、いやそれ以上の効果が出るのである。

社員が定着しない。
採用が大変。
思ったように社員が成長しない。
売上や利益をもっと上げたい。

こんな悩みを抱えている会社は、
人事評価制度をこの助成金を活用しながら、
導入するのも一考である。

もちろん人事評価制度を作るには、
型にはまったものでは効果が小さい。
邪魔になることさえある。

社長の考え方や会社の状況・課題を踏まえて、
作成していく必要がある。

そんな人事評価制度を作成したい会社は、
一度ササエルにご連絡ください。

本日もご購読いただき、ありがとうございました。

株式会社ササエル
小泉昌克

投資は7%で運用する!   [2017.03.24]

おはようございます。
ササエルの小泉です。

今日は仕事に話じゃなくて投資の話。
たまには、こういう話も良いかなと。

あなたは余剰資金をどこに投資していますか。

いちばん利率は良いのは、自己投資・・・なんて格好良いことは言いません。

投資と言えば、
株式とか投資信託とかあるから、上手くいけば、結構なキャピタルゲインになる。
わたしはこれで、過去にだいぶ損切りしました。

いつも変動しているので、気になったり、
逆に損を出し始めると塩漬けになったり。
だから、やめました。

ついつい、若かりし頃は一気に儲けたいと思って、
そういったものに手を出したけど、
コツコツいこうと。

それで7%くらいで運用できると良いなと思いました。
なぜ7%かというと、
10年(1年複利)でだいたい倍になるには7%位だから。

100万円だと10年で約200万円になる。
ミドルリスクミドルリターンである。

7%の運用が魅力的に感じた方は、
お会いしたときにお伝えします。

リスクもあるので、当社と取引のある方に限らせてもらいますね。
自己責任でお願いします。

こんな話もたまには良いでしょ!?

本日もご購読いただき、ありがとうございました。

株式会社ササエル
小泉昌克

厳しくなってきた労働基準監督署にどう対応していくか!?   [2017.03.17]

おはようございます。
ササエルの小泉です。

労基署が厳しく対応してくる可能性が増しています。

過重労働・長時間残業が騒がれている昨今、
こんなニュースが飛び込んできた。

「労働基準監督官の民間委託を検討!」

労働基準監督官は、労働法を遵守しているか企業に立ち入り検査することができる、のだが、
圧倒的に人数が少ない。

そこで民間委託を検討したわけだ。

そりゃないだろう、と多くの人は思うし、私もそう思う。

厚労省はこの考えに否定的である旨を示したが、
最近は企業悪的なニュースが躍っている。

それを経営者はどう考えるべきか。

最近は過重労働問題とかで経営がしにくくなったなぁ、とか、
結局労働基準監督官が民間委託されなさそうだから、当分うちは大丈夫だろう、

と漠然と思っていてはいけない。

この流れは当分変わることはない。

であれば、この流れにうまく乗っていくべきだと思う。

助成金を活用して、人材育成を進める。
補助金を活用してIT導入し、残業時間の削減や単純作業のシステム化を進める。
海外の人材を活用する。等々

大企業のみならず、中小企業も、
このようなことを考えていく時代に入りました。

まずは国が考えている仕組みや方針を注視していき、
次の経営判断に役立てていきましょう。

あなたの役に立ちそうな情報を、
引き続き、このメルマガで配信していきます。

本日もご購読いただき、ありがとうございました。

株式会社ササエル
小泉昌克

昇給は社会保険料を考えて実施する!   [2017.03.10]

おはようございます。
ササエルの小泉です。

4月から昇給する会社も多いと思うので、
「どのように昇給すれば、会社の負担を減らして、社員の手取りも増やせるのか」をお伝えします。

昇給すると社会保険料が上がる可能性が高いわけで、
4月~6月の給与が、9月以降の社会保険料に反映されます。

そこで一考。

例えば、
月給23万円の人が25万円になれば、
給与は2万円上がるが社会保険料額も3,000円(労使折半分)上がる。

会社としては、2万円と社会保険料が3,000円(労使折半分)で、
23,000円負担が増えるわけだ。

ここでは税金や労働保険については分かりにくくなるので考えません。

私がこの社員であれば、
「25万円ではなくて、249,999円にしてください」って言う。
(なお、残業代には気を付けてください)

何故なら、社会保険料が増えないから。
だから19,999円分そのまま手取も増えるわけ。
会社も3,000円の社会保険料の増額がかからない。
(社会保険料額表を見ればその仕組みが分かります)

労使ともにハッピーだ。

「3,000円なんて大したことない」と思うかもしれないけど、
これが10人、50人、100人と増えればどうなるか。
3,000円×100人=300,000円
年間で360万円も変わってくる。

この金額は、そのまま利益に直結します。
利益率10%の会社なら、3,600万円の売上に相当するのです。

社員の将来の年金が減るではないか、手当金の額が減るではないか、と言う会社にはお勧めしない。

そういうことではなくて、
社会保険について理解することで、
こういう考え方ができるということに着目してほしい。

本日もご購読いただき、ありがとうございました。

株式会社ササエル
小泉昌克

新しい助成金情報!   [2017.03.03]

おはようございます。
ササエルの小泉です。

新しい助成金が始まります。
それは、「職場意識改善助成金(勤務間インターバル導入コース」です。

・終業時刻から次の日の始業時刻までの間を一定時間休息時間を設ける制度を導入。
・そのための支出を要した場合。(例えば、労務管理用のソフトウェアを導入したり、就業規則を変更したり等)
に支給されます。

助成額は、支出費用の3/4(最大上限50万円)。

この助成金は、働き方改革の一環ですので、
ワークライフバランスの実現に向けた経過報告が必要になります。

例えば、
・労使が労働時間について定期的に話し合いを行っていることや、
・労働時間等に関する担当窓口を設け周知すること、等です。

実施承認は4月3日から始まり、締め切りは12月15日となります。

これからは、「働き方改革・生産性向上」を会社で実施していくことで、
助成金が支給(増額)されることが多くなっていきます。

本日もご購読いただき、ありがとうございました。

株式会社ササエル
小泉昌克

ITツールを導入して100万円!   [2017.02.24]

おはようございます。
ササエルの小泉です。

今後の国のメインテーマの1つである「生産性の向上」。

そのためにITツールを導入すると、
2/3補助してくれる(上限100万円)。

これが「IT導入補助金」。
ほぼ7割引きでITツールを導入できることになる。
閉店セールのような割引率!

その期限は2/28まで。
もう時間がありません。

しかし、続きがあります。

この補助金を使って販売できる会社は、事前登録することが必要で、
現在、2回目の登録が始まっているのです。

ということは、
第2回目の「IT導入補助金」が、始まるということ。
この募集は3月中旬からの予定。

購入する側も経費削減としてよいと思うが、
ITベンダーは、もっとビジネスチャンス。

ぜひITベンダーの会社は、事前登録して、
このチャンスを生かしてほしい。
https://www.it-hojo.jp/

本日もご購読いただき、ありがとうございました。

株式会社ササエル
小泉昌克

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