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【派遣法を読み解く】第15条 名義貸しの禁止 [2020.12.11]
派遣元事業主は、自己の名義を貸して、他人に、労働者派遣事業を行わせることを禁止しています。
【派遣法を読み解く】第14条 許可の取消し等 [2020.12.10]
許可が取り消される場合はどのようなときかというと、
1.第6条の欠格事由に該当しているとき(一部除外あり)
2.労働者派遣法(一部除外あり)や職業安定法等に基づく命令・処分に違反したとき
3.付された許可条件に違反したとき
4.労働者派遣事業の適正な運営等のために必要な指示を受けたにもかかわらず、派遣割合や教育訓練等において違反したとき
厚生労働大臣は、
上記2・3に該当するときは、期間を定めて労働者派遣事業の全部又は一部の停止を命ずることができます。
【派遣法を読み解く】第13条 事業の廃止 [2020.12.09]
派遣元事業主は、労働者派遣事業を廃止したときは、遅滞なく、届出をしなければなりません。
その届け出があったときは、労働者派遣事業の許可の効力を失います。
【派遣法を読み解く】第11条 変更の届出 [2020.12.08]
第11条は、
氏名や住所等に変更があったときは、遅滞なく届け出をすること。
事業所の新設に係るものであるときは、その事業所の事業計画書その他必要書類を添付する必要があること。
厚生労働大臣は、新設された事業所の数に応じた許可証を交付すること。
派遣元事業主は、変更の届出により許可証の記載事項が変更される場合は、書換えを受けなければならないこと。
等が記載されています。
【派遣法を読み解く】第10条 許可の有効期間等 [2020.12.04]
許可の有効期間は、許可の日から起算して3年です。
更新を1度受けた場合は、
有効期間満了する日の翌日から5年となります。
【派遣法を読み解く】第9条 許可の条件 [2020.12.03]
労働者派遣の許可を行うときに、条件を付したり、変更することができるとされています。
ただし、条件を付す場合は、
当該許可に係る事項を確実に実施させるために必要最小限度なものに限られ、
かつ、
不当な義務を課してはならない、
とされています。
【派遣法を読み解く】第8条 許可証 [2020.12.02]
厚生労働大臣は、労働者派遣を許可したときは、その事業所のの数に応じて、許可証を交付します。
一般的に許可申請書が受理された月の3か月後の初日に許可されます。
この許可証は事業所に備え付けておく必要があります。
エントランス近辺に掲示している会社が多いと思います。
許可証を亡失、滅失したときは、速やかに再発行を受けることも規定されています。
【派遣法を読み解く】第7条 許可の基準等 [2020.12.01]
労働者派遣の許可を受けるためには、
様々な書類を提出する必要があります。
1号では「専ら派遣」を禁止しています。
「専ら派遣」とは、派遣先を特定の1社または複数の会社に限定すること、です。
(ただし、10分の3以上が60歳以上の者(他の事業主の事業所を60歳以上の定年により退職した後雇入れた者)の場合を除きます。
2号では「キャリア形成支援制度」を有すること、派遣労働者の「雇用管理体制」が整備されていること
キャリア形成支援制度とは、キャリアに見合った教育訓練計画を作成・実施する制度のことです。
3号では、派遣労働者の「個人情報の管理体制」ができていること
労働者派遣の許可を得るには、実地確認が行われる理由の1つは、
個人情報管理体制ができているかの確認です。
4号はその他、労働者派遣事業を的確に遂行するに足りる能力を有するものであること
基本は書面内容を確認して判断されることになります。
また、厚生労働大臣が許可しないと判断したときは、遅滞なく、理由を示して通知するとされています。
【派遣法を読み解く】第6条 許可の欠格事由 [2020.11.30]
ここでは労働者派遣事業を行えない者を定めています。
一部を抜粋して記載しますが、
禁固以上の刑や
労働者派遣法の規定その他労働に関する法律の規定であって政令に定めるもの等による罰金の刑 等
・・・執行が終わり、又は受けることがなくなった日から起算して5年を経過しない
労働者派遣事業の許可を取り消された者
労働者派遣事業を取り消された法人の役員
・・・当該取消の日から起算して5年を経過しない
など、
労働者派遣事業の欠格事由が定められています。
【派遣法を読み解く】第5条 労働者派遣事業の許可 [2020.11.20]
第5条では、労働者派遣事業の許可を受けるには、
どういった書類を提出すればよいかについて、
大枠で記載されています。
・申請書
・事業計画書(労働者派遣事業を行う事業所ごと)
・その他厚生労働省令で定める書類
最後に、
厚生労働大臣が許可をしようとするときは、
あらかじめ労働政策審議会の意見を聴かなければならない。
と定めていますので、
申請書等が労働政策審議会を通れば、
ほぼ許可を得ることができることになります。
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